2015年06月05日
スピーチ上手への近道は⑥
更新が遅くなりましてスミマセン。
いつもは水曜日にお送りしている「スピーチ上手への近道は」をテーマにしたコラム、早いもので6回目です。
今回は【第一声】について。
人前に出てスピーチする際の、「第一声」・・・とても大切です。
この第一声で、スピーチが成功するか否かが決まるといっても過言ではないぐらい大切。
では、どうしたらよいのでしょうか。
私が講座でお伝えしているのは、「普段のしゃべりより、二ツ階段昇った上から第一声を発しましょう」です。
「上から」、、これは、声のトーンと大きさと自分自身のテンションすべてにおいて。
とかく、スピーチの口火を切る瞬間は話し手にとって、当たり前ですが緊張が高まりがち。
(何度もしつこく書きますが、緊張して当たり前なので、緊張が問題ではありません。
緊張して良いのです、でも、この緊張をコントロールしたりカバーする方法を知っていただきたいのです)
しかしながら、聴く側は「この人が何を話すか?」と興味しんしん、期待も集中度もマックスの状態。
そんな空気の中、プレッシャーと緊張と自信のなさが相まって、低い位置、弱々しい音量から入ると、後は下がっていく一方です。。。
口火を切る、この瞬間にしっかり自分の空気を作ることです。
そのためにできることが、第一声から力強いハリのある声で、いつもよりトーンを二段ほどあげて、自分で自分にやる気スイッチを入れてから話しだす。
喋り始めてから、徐々にエンジンをあげていかれる方も多いですが、あえて、私のブログを読んでくださった皆さんには(いつも有難うございます)この「第一声」で、差をつけていただきたいです(^u^)
ハリのある声は、元気、やる気がある、力がみなぎっている、前向きといった印象につながります
声の出し方だけで、空気や印象を作ることができるのです。
聴く側の立場になって考えたらわかりますが、覇気のなさそうな喋り方では、「この人、そういう人なのかな」と思われかねません。
自分を鼓舞するためにも、その場の空気を作るためにも、おまじないがわりに第一声に元気をこめてください。
いつもより、声のトーンもボリュームもテンションも二段上から始める!
良いスピーチのスタートが切れるはずです。
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Posted by 原田裕見子 at 15:25
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