2014年09月27日
芸術の秋

先日、名古屋の松坂屋美術館で開催されている草間彌生さんの展覧会に足を運びました。
作品の迫力もさることながら、インタビュー映像で、草間さんが、「描いて描いて死ぬまで描くわ」といったニュアンスのお話をされていて、胸に刺さるものがありました。
草間さんにとって、描くこと=生きること、生きている証なんだろうなぁ、とぼんやりと考えながら映像を見ていて、飛び込んできた言葉だったから余計に。
私は、音楽や絵画、本、演劇などなど、自分がもつ感性を何か形にして表現できる人に、とてつもない憧れだったり尊敬の気持ちを持っています。
「すごいな〜」
「こんな風に表現することができて羨ましいな〜」
と、思いながら、その人を駆り立てる原動力は何だろうと、時代背景や生い立ちなどを見つつ作品を楽しんでいます。
でも、今回は、楽しむ、味わうだけでなく、「で、あなたが死ぬまでやり続けたいと思うことは何なの?」と、逆に聞き返されたような気持ちになりました。
こういう感覚、、初めて。
わたし、歳とったのかしらん・・(ФωФ)
皆さんにとって、死ぬまでやり続けたいことは何ですか?
私は、「人」が好きだから、「伝えること」を通じて、人や社会と交わり、少しでもお役に立てたらなって思っています(^-^)
色んなことを考えさせてもらった展覧会。
芸術の秋は始まったばかりですね。
Posted by 原田裕見子 at 12:48
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